寝ながら考える

インフル半端ないって、、。
寝ようと思っても痛くて眠れず
寝れてもすぐに痛くて起きて、
昨晩は本当に朝が来るまでが
長くつらかった。。

ようやくお昼過ぎになって
熱も下がり、
明日にはよくなるかなと思い
パソコンを開けると悲しいお知らせが。

昨年夏からお世話になっている
親会社の方の訃報でした。

年齢も近く仕事場でのキャラクターが
似ているなと思っていたので、
勝手に親近感を感じていて
何度か飲んだりしたことがあった方なので
すごく残念です。

と同時に、自分にも起こりうるのだと
感じさせられ、睡眠はしっかりとろうと、
考えを改めさせられました。

インフルによる自宅待機中の身なので
今回の訃報から、自分の人生について
考えてみました。

僕は、上京するころ、
自分の音楽をたくさんの人に知ってもらいたい
その思いのものと音楽活動に励んできました。

と同時期に、生活費を稼ぐために、
得意だった絵をつかったお仕事、
デザイナーをはじめました。

最初は音楽活動をするための
資金稼ぎの場としてしか考えていなかった
デザイナーというお仕事も、
年数を重ねるうちに楽しくなり、
自分が携わったモノコトが
たくさんの人に届いてほしい
と思うようになりました。

音楽活動をしていたとき、
最大100人くらいは、草の根的に
知り合い伝えでなんとか集客できることが
わかりました。
そのうち50人も常連さんがいたら
すごいと思いました。

けれど、僕が憧れていたのは
ミリオンヒットやグローバルで活躍していた
輝かしいミュージシャンの姿でした。

そんな僕にとって広告の力は魅力的でした。
デザイナーとして広告をやっていたころ
何万人、何万世帯の人にチラシをまいて
何百人の人がサービスを利用してくれる
そのことに感動しました。

けれど、大震災以降、
これまでの広告の力は衰え
SNSなどが普及する中で
より精度の高い広告と、
ファンになってもらうブランディングが
必要になり、いきついたのが
今のお仕事です。

「お店をもつ」ということが
これほど天職だと思ったことはありません。

一億総クリエイター時代といわれる
現代において、お店を作って
広告や物流を考え利益を出していく。
これほどにエキサイティングな仕事を
他に知りません。

僕が作ったお弁当箱は1500人以上の
お家で使ってもらっています。
けど、まだ足りない!
もっとたくさんの人に使ってもらいたい。

いつかお店のファンの方が集まれば
音楽をお聞かせする場ができたっていいと思う。
そう思って仕事をしています。

だから、不謹慎だけれど、
もしも僕が心不全で亡くなったとしても
あいつはバカだったね。。と思ってほしい。
誰かによって強制的に強いられているわけでなく、
予算というのは成長のための道しるべなのだし。

寝る時間を削って仕事をしているのも
自分の作品をたくさんの人に届けたいためです。

逃げようと思えば逃げる癖はある
人間なので、嫌ならとっくに逃げています。

というのが、僕の仕事に対する想い、
そして人生についての考えです。

とはいいつつも無理をせずに、
もっとみんなの協力を得ながら
自分の時間をつくれるように、
今回の訃報をきちんと受け止めて
前に進みたいと思います。

ご冥福をお祈りいたします。

今日も来てくれてありがとうございます。明日には治ってるといいな。

19/01/16