細胞が開く

静岡からの帰り道、
細胞が開くような珍事が。。

「細胞が開く」とは
山登りをする人たちの間で
使われている言葉らしく、
山登りをすることで自然と繋がり
自律神経が整うような
人間の生物的な現象のことを
いうのかなと思います。

車中で汗腺がぐわっと開いて
汗が出るようなことがあり、
動揺しながら東京に戻ってきて
すぐに、家族とお友達と一緒に
毎年通っている蚤の市へ。

半袖半ズボンの人がいるくらい
陽気な秋晴れのもとで会場は
過去最大級の来場者数だったようで
多くの人であふれていました。

ついた時間は遅かったのですが、
ちょうど大好きミュージシャン、
アン・サリーさんのライブの時間でした。

アン・サリーさんといえば、ここでも
何度か登場しましたし、
お仕事でもこどもとの暮らしを育むときの
素敵な音楽として紹介させてもらったことがあり、
片思いながら僕の暮らしに寄り添ってくれた
かぞくの一員のような存在なのです。

アン・サリーさんを知ったのは
嫁ハンと出会ったばかりのころでした。

子供が生まれ、まだピー君が赤ちゃんのころから
「のびろのびろだいすきな木」という曲を
何度も聴いてきました。

結婚してからの僕たちの細胞を
つくってきたような音楽です。

その音楽を奏でるアン・サリーさんの歌声。
小躍りをせずにはいられない
心地よい音楽と高揚。

小沢健二さんの僕らが旅に出る理由のカバーを
聴いたときは胸が熱くなりました。

そしてライブ終演後のサイン会。
CDを購入させていただいて、列に並び
順番を待ちます。

「あの人はのびろのびろをうたっている人だよ」
そう言ってピー君も驚きの表情。
ドキドキがとまらない僕のとなりで
一緒に列に並んでくれました。

そしてご対面。
想いをすべて伝えて、
写真を一緒に撮らせてもらいました。

もう泣きそう。

めっちゃ細胞がひらいた一日でした。

今日も来てくれてありがとうございます。余韻が続く日曜日の朝。今日もいい天気になりそうです。

18/11/11