君たちはどう生きるか

ちょっとタイミングをずらしてモノコトに触れる。

偶然にも糸井重里さんも同じやり方で
モノコトにタッチしていることを知り、
めちゃめちゃうれしくて、
以来、僕の中でも意識している手法です。

流行のモノコトは行列が落ち着いてから
並んでみるとその良さがわかるというか、
僕の場合、人混みが嫌いだから並びたくない
とか、新品よりも中古の方が安くなるから、
という理由が大きいですが。

そんな理由で?
ちょっとっ前に話題になった本、
「君たちはどう生きるか」の漫画版を
購入しました。

この本は佐渡島庸平さんが手掛けていて
記事や立ち読みで中身は知っていましたが、
仕事のネタと、あと、これから思春期になる
子供たちにもいい本だなと思い購入しました。

そしたら、ピー君、「この本学校で読んだ」と。
話の概要を説明してもらったら、
まあまあ合っていたのでうれしくなりました。

僕もよくよく読んでみたら、
うれしいことがたくさん描いてありました。

「天動説から地動説に変わったような」
そんな体験は僕のこれまでの人生でけっこうありました。

その根源になったのは「自分で考える」ことと
「自分で実行する」ことでした。

これは、本当に両親の教育方針もあったのだと
最近痛感します。

大人と子供の距離感次第では、自分で考えない子や
行動をしない子も多いんだろうなーとか思ったり。

なので、僕も子供と向き合う時は
突っぱねることを意識してます。

今日も車で移動中に
欲しいものをGETする方法について
ピー君と話あいました。

バカの一つ覚えみたいに
「〇〇の買い方」とスマホのシリに向かって
連呼するピー君。

検索方法ってのは一つじゃないんだよ。
目的のために「買う」はひとつの手段で
他にいろんな方法がある。
ちみはまだそれを知らない。
だから学校の勉強くらいはちゃんとやった方がいいよ。
答えが一つじゃない問題もたくさんあるし、
クラスの30人分、別々の解き方もあるでしょう。

と、最近は本当にこんなことをピー君に伝えています。

という、僕とピー君のやりとりに
重ねあわせてみてもなんだかぴったりくる
素敵な本、「君たちはどう生きるか」。
こどもたちにとっても、大切な本になってくれたらいいな。

今日も来てくれてありがとうございます。さあ、三連休最終日、僕たちは最終日をどう生きるのか。

18/10/08