声をかける

「この子は恥ずかしがり屋なんで」
と本人を目の前にそんなことを
言ってしまうことがあるダメな父親です。

そんな僕もとても恥ずかしがり屋です。
魔法がかかっていた若いころは
よくKYな感じで声をかけていました。

あの頃から10年近くたち、
出不精になった僕は
大人になったのか?
声をかけるのを躊躇するような
人間になりました。

敬語を使ったり。

久々に会う友人には驚かれるし、
落胆されることもあります。

そんな僕が昨日、声をかけに行きました。
子供を連れて。

そして子供の目の前で
勇気を振り絞って声をかけました。

目の前は突然明るくなって、
気づいたら、周りの景色が変わりました。

すると、さっきまで見えなかった
まわりの人の顔が見えるようになって、
「あれ?〇〇さんですよね?」と
次々に声をかけることができました。

たまたま素敵な人たちが集まるイベントだったから
かつてご一緒させていただいた
素敵な方たちが集まっていただけかもしれませんが、
その人たちが視界に入ってきて、
しかも躊躇なく声をかけることができました。

子供たちには僕の姿がどう映ったのかな。

さらにそれだけでなく、
とっても素敵なお話も聞くことができたし。

なんだか魔法にかかったような時間でした。

今日も来てくれてありがとうございます。その次は、声をかけられるような人間になりたいな。

18/09/25