クリスマスなんていらない

ついにこの日がきてしまいました。

「欲しいものが届かないのはどうして?」

こどもの純粋な想いに
大人の都合で軽率に応えてしまったから。

「こどもを騙すなんてひどい」

純粋なこの一言に心をうたれました。
これはもう、正直に話すしかないと
こどもと向き合って
本当のクリスマスについて話しました。

それでも、いい子にしていれば
それなりのプレゼントを用意してくれる
父ちゃん、母ちゃんのことを
サンタだと思うことが
クリスマスという日の楽しみ方だよ、
ということを伝えようとしたけれど、
上手く伝わったかなぁ。。

「大人のお金で買うなら誕生日だけでいいじゃん」
「クリスマスなんていらない」

家のこと、そして毎日仕事で遅くまで働いている
僕と嫁ハンのことをきちんと見てくれているのを感じる、
ピー君のやさしさを感じる言葉たち。
何とも言えない、感情を抱きました。

そして謝りました。
家のことや仕事のことで頭がいっぱいで、
普段きちんと子供たちと向き合えていなかったこと。

こどもたちがどんな想いで
クリスマスを楽しみにしていたのか、
胸が痛くなりました。

ただ、僕が子供だった頃は
サンタさんに対してどんな感情だったか、
欲しいものがもらえる日という記憶はないし、
サンタがいないと知ったとき、
ショックを受けたのだろうけれど、
それを親に伝えることなく
きっと自分の中で消化していただろうことを
思い出すと、今の子供たちというか、
自分たちのこどもの育て方について
すごく考えさせられました。

結局、泣きながら眠りについたピー君。
となりで心配そうに眠りについたタマちゃん、
全部聞こえてしまったかな。

ピー君はまだ起きてこない。
今日は嫁ハンが一日中仕事なので
我が家のクリスマスは明日。
今日をどんな一日にしようか。

今日も来てくれてありがとうございます。「想っていることと反対のことを言いたくなる」「素直になれない」と、苦しそうに話してくれたピー君。それ、僕のDNAです。嫁ハンも。。教育って難しいな。

17/12/24