理解してもらえなくていいや

理解してもらえなくていいや
と思うことは、怖いことです。

もしも、僕のまわりの人が
そんなことを言ったとしたら、
そんなに近しい関係でなくてもきっと
反射的に「そんなことない!」
って言いたいです。

そして理解してあげたいと思います。
近しい人、大切な人なら尚更です。

「ツンデレ」なんて言葉があるくらい、
「理解してあげる」というアプローチも
人によって様々です。

子供たちの親になって感じましたが、
相手の言うことに耳を傾けることだけが
「理解してあげる」にはならないときもあります。

それでも、阿川佐和子さんの「聞く力」は
とても魅力的ですが。

どうして、こんなことを書くかというと、
僕はよく「理解してもらえなくていいや」と
思うからです。

表現したがるくせに表現力がないから
いろんなところからクレームがくるからです。

そんなつもりじゃなかったのに、
と自分を反省するものや、
愛情がこもった叱咤もありますし、
何を言ってもただ文句を言いたいんだな
というものもたまにあります。

お仕事では、ネットショップもやっていますから
随分と慣れました。

「理解してもらえなくていいや」で
終わらせなくてはいけないときもありますが、
本当は理解してもらいたいです。

理解してもらえないと寂しくなります。
だから、もっと理解してもらえるように
頑張ります。

けど、人生は短いです。
優先順位をつけなくてはいけません。

忙しい日々に追われて、
夢なんか見る時間すらなくなってきた
もうすぐ40歳になるこんな僕にも
「何のため」だけかは今、明確にあります。

それは「子供たちの将来のため」です。

そのためなら、お仕事も頑張れるし、
理解してもらいたい人たちに
理解してもらえなくたっていいとさえ思える。

いや、本当は理解してもらいたいですよ。
けど、僕のキャパの中の優先順位の話です。

それが一つだけでもあれば頑張れる。

実際、家を建てると言ってからのこの一年は
本当にそうでした。

って、こんなことを言っていると将来、
こどもが非行に走って、
これまでの自分の人生はなんだったんだって、
こどものせいにはするのかもしれません。

やりたいことやればよかったじゃん。
なんて言われるかもしれません。

その日がくるまでは
それを僕の中心にして頑張りたいと思います。

今日も来てくれてありがとうございます。「こどもと暮らし」というお店で働くことも好きです。好きな仕事をずっと続けられるようにすることはけっこう大変です。それと僕が大切にしたいことはつながっていると思っています。

17/12/11