カルチャー

仕事頑張ります。
と、昨日のおはようで書いたけれど、
昨日は勤労感謝の日でした。

子供たちもそれを知っていたようで、
「今日は仕事をしないで」なんて言われて
まいったなぁ、なんて思う自分にびつくりです。。

よく、仕事と家事みたいなお話あるじゃないですか。
ママさんたちの言う通り、家事も仕事だと
本当に思うんです。

我が家は平日は嫁ハンが仕事も家事もしてくれて
週末は僕が家事と残りの仕事をしているから、
それがすごくわかるんです。

で、昨今の「時短」ブームで登場する
「効率化」というのは、
職場だけでなく、お家の中でも
大切なキーワードになっています。

けど、仕事でも感じるのだけれど、
お家の中だととくに、
効率化よりも大切なものがあると
僕は思うんです。

それは「カルチャー」なんだと、
20歳のころから僕はずーーーっと
そう考えて、実践してきました。

僕がお仕事にしている「デザイン」という仕事も
一社目に教えてもらったことはまさに
「カルチャー」でした。

だれも答えを教えてくれませんでした。
「TO DOリスト」みたいのものはありませんでしたし、
よいデザインをつくるための「指示書」なんて
ありませんでした。

先人たちのつくった誌面をたくさん、
気に入ったものは何度もみて真似る。
そして、実践するタイミングがくるまで
自分の中で繰り返して、
ついにまわってきた実践のときに
試してみて、失敗して、学んで、
ちょっとずつよくなっていく。

そうしないと、先人のコピーになってしまうし、
そこにゴールはないですし、
先人を超えることはできないのです。

これが家の中だともっと大切です。
いわゆる「勉強ができる子」のための
TO DOリストや指示書はあるのかもしれませんが、
「自分の子」として育てるときには
自分の背中をみせなきゃいけません。

というか、子供たちは毎日それを見ているから、
TO DOリストや指示書なんかよりも
カルチャーの方がずっと大切なんです。

という、考え方をすごくわかりやすく
そして、すごく勇気づけられた対談
ほぼ日で連載されています。

今、職場でも問われている
僕の中間管理業務ですが、
このやり方で成果を出したいなと、
この対談を読んで、強くそう思いました。

今日も来てくれてありがとうございます。時間はかかるんだよ、けど、今に見ていてくださいよ!ともはや簡単に言えないくらい、僕はまわりの人たちを失望させてしまっているのだけれど、それでも、その先に絶対何か待ってると信じて頑張りたいです。吉本隆明さんの言う「10年続けること」を信じて。

17/11/24