不安

ピー君が学校で不安に思うことがある
という、ちょっとドキっとする内容の話を
寝る前に突然僕に打ちあけてくれました。

話を聞くと、タンをうまく出せないとのこと。

あー、僕もそれあった!

たしか小学校高学年くらいだったと思うけれど、
歌を歌う時や、全校集会なんかのときに
そうだったような記憶があります。

今回ピー君が聞いたみたいに
僕はだれかに聞いたわけでなく、
タンの存在にまずびっくりしたし、
長時間体育館にいたら、
今みたいに、ぺっ、て
うまく外に出せるわけもなく、
タンを飲み込むこともありました。

そのたびに涙ぐんだことや、
飲み込むことが嫌で口の中にためて
ためすぎて気持ち悪くなることもありました。

たぶんそのことで不安になっているんだな。

僕はそれを自分で消化したけれど、
今の子は親との距離が近いのか、
それとも嫁ハンの血なのか、
不安を口にしてくれてよかったというか、
「大丈夫だよ、お父さんもなったから」
と伝えました。

ただ、ピー君は小学校にあがるときに
喉の手術をしたから、
それはなんらか影響している気も
しないでもないので、
嫁ハンに病院に連れていって
もらうことにしました。

今日も来てくれてありがとうございます。こどものときに抱いた不安って、けっこうファンタジーというか、イマジネーションの動機として僕は肯定的にとらえることができていたのかも。と振り返ってみる。漫画とか、ストーリーをつくるとかって、子供たちに実践していってもらえるようにしたいな。

17/11/06