井上陽水さんがまさか売れるとは思わなかった、という話は有名です。クセのある声、怪しげなルックスが、一部の人の心にグサっとささった、という話。「こいつは売れない、こんな企画は通らない」のような鶴のひと声が必要な時代は、20世紀とともに終わったと思います。自分の信念を強くもちながら、今はセルフプロモーションができる時代。志望する会社の面接に受からなければ、似たような会社をつくっちゃえばいい。競争率の高いアイドルグループを目指すのではなく、井上陽水さんみたいな歌手を目指そう。これを成し遂げるためには、経験(アーカイブ)が強い説得力になると僕は信じています。
今日も来てくれてありがとうございます。毎日、変なおじさんでありたいと思っています。
15/02/10