2013年12月15日

目を覚ますとやけに静かで、陽が昇っているのかわからないような窓に目を向けて、恐る恐るカーテンをあけると、除雪車のエンジン音がかすかに聞こえてきて、目の前には真っ白な一面の雪景色が広がっている。僕が育った十日町の冬の朝って、遊び盛りの僕にとって、すごくどんよりとした暗いイメージだったんです。一方で東京の冬の朝って、角度のあるまぶしい太陽の光が、我が家の小さな窓から寝不足の僕の顔を照らすんです。高血圧ではないのに、飛び起きるように目を覚まして元気よく子供におはようと挨拶します。僕はすっかりこっちの朝が大好きになったのですが、今の僕にとってあっちの朝はどんな風に見えるんだろう。
今日も来てくれてありがとうございます。そろそろ年末モードです。

13/12/15