ツアーも中盤に差し掛かったところで、
突然「チャリン」と音がしました。
ふとP君の方に目をむけると
その手には妖怪メダルーーーーーー!?
い、いつのまに!?
すると、となりにいたP君より小さい子も
妖怪メダルを取り出して
まさかのメダルの見せ合い!?
しかも、藤代さんたちがトークしてる目の前で
座り込んでメダルの落としあい。。
これには、さすがに注意したけど、
徐々にP君がお疲れモードに。。
これはまずい展開だ。。
こちらが一人でテンパっていると
なんと、藤代さんがP君に声をかけてきてくれました!
「君、恐竜好き?」
「べ つ に」
僕は大好きだったドラマ「ファーストクラス」の主演
沢尻エリカさんの顔を思い出す余裕もなく、
気を失いそうになってしまいました。。
「大好きな人」
そう、伝えたはずの人に対して
「べ つ に」。。。
奇跡的にうれしかったのが、
藤代さんも、まわりの人たちも
マジ笑いしてくれたんです。
そうでない人もいたでしょうけど。。
確かに、僕が傍から見たら面白いなと思い、
大人でも子供でも恐竜でもなんでもない、
くしゃくしゃおじさんみたいな顔をした僕は
ツアーの末尾についてまわりました。。
大恐竜人間のもつ怖さはまだ続きます。。
(続きます)
15/02/04