ノイズ

僕はいろんな音楽が好きなので、
もちろんノイズというカテゴリの
音楽も好きですが、
僕がギターやピアノで奏でているのは
ノイズミュージックではありません。。

僕が夢中になって音を奏でているときに
ふと後ろを振り向くと、
ピー君はソファに座り、
スマホを見ているのですが、
耳を抑えているときがあります。

イヤホンならまだいいですが、
耳を抑えられていると
けっこう心のダメージを受けます。。

彼にとって、
僕の奏でる音はノイズなんだよな。。

どうだろう、
音楽に対して本気で向き合っていて
明日オーディションが控えている、
という状況だったら同じ反応するのかな。。

けれど、家族である以上、
ノイズは隣の家のそれよりも
大きく聞こえてきて、
彼の人生に影響を与えます。

もしかして、大人になってから、
「あのときのノイズが~」なんて
笑い話になってくれたらいいけれど、
家族を都合がわるいもの
と決めつけられたら悲しいな。。

同じ血が通っているはずの家族でさえ
価値観も違うし、都合もそれぞれあります。

誰もが心地よいなんてことは
どうやったらできるんだろう、
どの世界でできるんだろう。
と不思議になるくらいです。

音楽を精力的にやっていた20代のころ
勘違いかもしれないけれど、
好きなものが似たもの同士が集まって
ノイズをノイズとして楽しめていた
あのコミュニティの機能を
家庭や職場に持ち込むのは、
まったくの検討違いなんだな。

そう割り切って、
家族の顔色を見ながら
申し訳なさそうに僕は
家の中で音楽を奏でて、
ときには夢中になって
やりすぎることもあるけれど、
それもまたノイズとして思ってもらっていいので、
引き続き耳を抑えながらスマホを見てもらって
かまわないし、時には、
「今のなんて曲?」なんていう
奇跡が起きたらうれしいです。

今日も来てくれてありがとうございます。そんなピー君ですが、ピアノを弾きたいと言ってくれています。今日楽譜買いに行こうかな。

21/08/01