所有から使用へ

コロナ禍で時間ができて、
いろんな情報にリーチしに行く人が
増えたと言われています。

今年は検索する行為が
増えたらしいです。

で、懐かしい音楽友達から
「アドラーの本読んだ?」
と言われました。

その友人から「アドラー」なんて言葉が
出てくるとは思わなかったので
びっくりしたけれど、
というか、僕もアドラーとか
言っちゃうの、らしくなくて
なんだか恥ずかしいけれど
アドラーの本を読んで、
僕のことを思い出してくれて
うれしかったです。

心理学者アドラーについて書かれた
ロングセラーになっている
「嫌われる勇気」という本が
最近またメディアとかで
取り上げられているみたいです。

数年前にほぼ日のコンテンツで
僕はその本を知って、
アドラーのことよりも
著者の古賀さんのことに興味がわいて
僕はその本をスルーしてきました。

昨日、本屋で読み納めの本を探していたら
目に入ってきたので購入。

ほぼ日のコンテンツなどで
事前情報もあったので、
すごく読みやすくてびつくり!!

たしかに読んでいると
アドラーさんの思想は
僕のこれまでの生き方と
なぞれる部分がたくさんあったように
思いました。

こんな僕がいろんな人に
求められるようになったのが
信じられない世の中ですが、
この本を読んでいて
今の時代に注目される理由も
なんとなくわかる気がしました。

読みやすさもあるし、
こどもたちが大きくなった時に
プレゼントしてあげたい本だなと
思いました。

購入するきっかけを与えてくれた
友人に感謝です。

一番ぐっときたのは
「所有から使用へ」という
ことばでした。

レヴィ=ストロースの
「ブリコラージュ」的な概念を日本語にした
いいことばだなと思いました。

ないものねだりは
息苦しくなるけれど、
「ない」ものと思っているものは
図書館に行ってジャケ借りすると
なくなるので、
keep on 読書。
未知との遭遇(so good)。

2020年もたくさんの
出会いをありがとう!
図書館さまさま。

来年もいろんな本に出会いたいです。

今日も来てくれてありがとうございます。本の読み納め、オススメです。

20/12/30