義太夫ブーム

先週の細野晴臣さんのゲストが
いとうせいこうさんで、
話しのテーマは「義太夫」。

すぐにインターネットで調べて
動画を見まくっていますが、
これがかなり面白い。

僕が20代のころから興味を持っていたことが
すべてこの義太夫に詰まっているように
思えたのです。

「ぎだゆう」と読むのですが、
義太夫節とも言われ、江戸時代前期、
大坂の竹本義太夫がはじめた浄瑠璃の一種です。

人形浄瑠璃は大地の芸術祭の
松代の儀明劇場で20代のときに観ましたが
そのときは全然ピンときませんでしたが、
今調べてみるとおもしろくて。

浄瑠璃の中でもとくにこの
義太夫はルールがめちゃくちゃで
このルールがめちゃくちゃなところが
僕の興味を持っていることというか、
僕が好きな世界だなと感じました。

通常、芸って、帳尻をあわせて
披露するものだと思うのですが、
義太夫はあうのが困るという、
めちゃくちゃな芸なのです。

これをラジオ番組の中で
いとうせいこうさんが
都会的な芸と表現していたのも
すごくしっくりきました。

そのめちゃくちゃの背景に
大阪の土地と歴史の背景があって
ちょっと調べただけなので、
もっともっと知りたいと
早くもアツイマイブームになっております。

久しぶりに通勤時もyoutubeでヘビロテ。
落合陽一さん依頼のハマり具合かもしれません。

これを期に「邦楽」について詳しくなって
自分の芸にもとりいれていきたいと思います。

今日も来てくれてありがとうございます。「壮大な愚痴の芸術」という言われ方もされているみたいで、今の世の中にもハマるのではと感じています。SNSとかで愚痴るより義太夫で発散しよう。

24/06/28