恋はどこへ

「子どもが欲しいかわかりません」
という漫画を読んでいます。

仕事も趣味も充実している女性が
子どもを授かる「今ならいい!」の
タイミングっていつ?という
ツッコミから始まるwebコミックです。

電車の中で読んでいたら、
目の前の女子大生っぽい二人が
「恋がしたい」なんて話をしていました。

後先なんて考える暇がないくらい
盲目にさせるような恋、愛。

アイドルには推し活でできるのに
目の前の一人の人間に夢中になることって
難しいのかなー。

僕のころにもアイドルはいたけど、
盲目になって目の前の人に
愛を感じたこともありました。

今と昔で違うのは情報の量かな?
自分の行動が情報に支配されて
恋や愛が負けちゃうのかな。

あと、昔だと「ドラマみたいな」
恋や愛の形容詞に使われていたけど、
最近じゃあまり聞きません。

マイノリティの方が数字をとれるという
いびつな王道パターンをつくった
メディアの影響もあるのかな。

ピー君やタマちゃんからも
恋の話を全く聞きません。
推し活の話は聞くけど。

推し活は正当化されて
恥ずかしいものじゃなくなったけど、
恋については昔から
ずっと恥ずかしいものとして扱われ続けていて
恥ずかしくないものを選ぶ
リスクをとらない文化みたいのが
世の中をつまらなくしてる感じもします。

僕なんか冷や汗をかくような
恥ずかしい思いを未だにしちゃいますけど。汗
自分で振り返ってみても面白いと思いますし、
逆にそれがない人生って
面白いのかなと首を傾げちゃいます。

ごちゃごちゃ言いましたが、
恋はいいよ
恋ハセヨ。

恋した相手の色に染められていく
アイドルと違って、推し活と違って
相手にも心があり、心が通わないときの
あのエモい感情、行動。

とっても大切で貴重な経験を
大人になるまでに
絶対に体験してほしいです。

自分の思い通りになんかいかないから。
人生「わからない」が一番面白いから。

今日も来てくれてありがとうございます。わかるのが好きな人はAIがオススメです。僕はわからないものが好きだけど、そこに時間をつくるために、後の作業はわかる状態にしておきたい。そういうときにAIは素晴らしい活躍をしてくれます。AIにできない恋、人間にしかできない恋、そういう漫画書こうかな。

24/06/20