中年おじさんにもなると、いろいろと
勘違いしそうになることが増えます。
深みのない経験やつながりをネタに
お酒を飲んだり、ご飯を食べたり
お付き合いの時間を過ごしたり。
そんなときはなるべく
鏡に映る自分に目を向けて、
あれ、こんな大人、嫌いだったよな
と自分にツッコみます。
そして、自分の似顔絵を
たくさん描いていた
あの頃の自分の顔を思い出します。
目がギラっとしていて、
笑ってる自画像は多分一度も
描いたことがなかったです。
あのころ似顔絵を描くときに
影響をうけていた顔の角度が
山田かまちさんの本の表紙の顔写真です。
山田かまちさんは
僕が高校生の頃に影響をうけた
高崎出身のアーティストで
17歳のときにエレキギターの練習中に
亡くなられた方です。
一度だけ、高校生のときに
高崎の美術館を訪れたことがあります。
*
昨日、出張で訪れた高崎では、
僕が山田かまちとパスタが大好きなことを
知っているスタッフの方が迎えてくれて
大切な商談がありました。
商談中の顔はいい顔していたかな。
目の前のことに一生懸命向き合って
少し大人になった意見を交えながらも
自分の直感を信じてプレゼンできたかな。
今の自分の姿を、あの頃の僕は
想像できなかったけれど、
あの頃、あんな大人になりたくない
と思っていた中年おじさんになっていないか、
意識して、改めて、抗って
歳を重ねていきたいと思いました。
今日も来てくれてありがとうございます。こんな大人になりたくないと思った具体例の一つが、昔ばなしで盛り上がる大人でした。今をひーこら生きようと思います。
24/06/07