進路相談

一昨日経理のおじさんと飲んだときに
子供の話になりました。

経理のおじさんには
大学一年生の息子さんがいて、
受験せずに推薦での入学を選んで、
それを全部自分で決めて
最近の子供はエライという話で
盛り上がりました。

今の子は調べようと思えば
インターネットでいくらでも
調べることができるし、
自分のポジションを情報とデータで
ある程度把握することができます。

さらに、僕らのころだと
身近な先生や友達、
友達のお兄さんとか、
つながりの中でしか得られなかった情報が
もうこれが答えです、みたいな人の意見を
何個かピックアップして調べれば
相当深いところまで情報を
得ることができるようにな環境にいます。

それをどこまで調べるかで
差が出てくるとは思うけれど、
時間と探求心のある子供たちには
本当に敵いません。。
脱帽です。

そんな情報リテラシーの高い
子供たちですが、
なりたいものがあるかと言えば
それは実際に触れて見たりしないと
わからないというのです。

情報はたくさんあるのに、
心を揺さぶられる
リアルな体験や経験が少なく、
コロナで失われてしまったのもあるけど、
その少ないことを理解したうえで
経験への憧れを
けっこう強く抱いているように感じます。

タマちゃんがバスケ終わったら
来年はたくさんお出かけしたいな。

美術館やワークショップ、
ライブハウスや舞台を観に行ったり。

僕がこどもの進路に携わることが
できるとしたら、
そういうリアルの素晴らしさを
見せてあげる場に連れていって
あげることくらいかな。。

それこそ、先日のオーディションで
ディレクターさんに言われた、
もっと音楽をやった方がいい、は
僕の心にずっと残っていて、
そういう心に残る経験を
こどもと一緒に重ねていきたいなと
ピー君の姿をみながら感じました。

今日も来てくれてありがとうございます。ピー君から進路相談を受けて、はじめてのことに戸惑っている中年おじさんです。僕みたいな大人になりたくない、と思ってもらうのも、一つの存在意義な気もしてきた。。

23/10/26