印刷

大切な色校正のために
久しぶりに印刷会社へ。

と思い、古巣で10年ほど勤めた
吉祥寺の印刷会社に行こうと
調べたところ、もう廃業していました。。

都心まで出ないと大きな出力センターがないので
高田馬場店に電話してみると、
今月で閉店で、対応機械がないとのことで、
新宿西口店に行ってきました。

スタッフさんは少人数で、
店内も混雑はしてなくて、
少し寂しい気持ちになりました。。

印刷業界はDTPがやってきたときに
第一弾のDXがあり、
オンライン印刷が増えてきたときに
第二弾のDXがあり、
僕が転職したタイミングは
ちょうど第二弾のころで
印刷会社の社長が夜逃げした
なんて話を、聴いたのを覚えています。。

AIに仕事が奪われるなんて話を
もう10年、20年も早く
その影響をうけてきた印刷業界。

ただ、この色校正って
専門の紙を使った本紙校正はお金かかるから、
印刷所にある環境で本紙校正をやろうとすると
インクジェット出力でやると
コピー出力より格段に色の再現度が近いっていう
ちょっと専門的な知識が必要で、
さらに、そのインクジェットプリンタの
バージョンとかで品質が変わってくるから、
けっこう音楽をどの家庭用スピーカーで
聴くかみたいなそんな感じで
若干マニアックで、みんなに
愛があって好きです。

なるべく安く抑えるために、
大判に複数面付した印刷を待ちながら
スタッフの人とも印刷のお話で盛り上がりました。

こういったサービスは残るとは思うけれど、
作る人たちの業界への深堀り、
それこそ「遠回り」的な
ある意味「豊か」な思考や行動が
自分も含め必要なんだろうなぁって思いました。

モノづくり×デジタルは
おもしろいことがもっとできるはず!

モノ売りであり、モノづくりでもあるので、
モノづくりにデジタルを活かして
働ける環境に感謝して、
面白いものを作っていきたいです。

今日も来てくれてありがとうございます。今日みんなで色を決めたら、いよいよ撮影です!ということで、今日からモデルオーディションがスタート。今年で3年目。かわいい子供たちに出会えるのが楽しみです。

23/07/25