空白

「空白」という映画を観ました。
複雑な人間関係の映画なのですが、
主人公の不器用なお父さんを
ちょっとだけ羨ましく思えました。

一番傍にいる家族のことを
僕も全然わかってあげられていません。

全部わかってあげることなんて
難しいだろうし、
年ごろの子供たちはそんなことを
親に望んではいないかもしれません。

それでも、今何を考えてるんだろうなー
とか、せめて何に夢中なんだろう―
っていうことくらいは知りたいなーと思うけど、
正直、そこまで僕は家族と上手に
コミュニケーションをとれていません。

少なくても「いいお父さん」なんて
子供たちから言われることはないだろうな。。

それでも、変わったお父さんだね
と言われることはできるかもしれません。

こどもたちの写真を撮影して
子供たちの似顔絵を描いたり、
家族をイメージした絵を描いたり
そんな音楽を奏でたり。

とにかく、もう少し、
毎日の中に、かぞくのコトを思う時間を
つくりたいな、と思わされる映画でした。

そしてそんな映画を観る時間があったのは、
僕に「空白」の時間ができたからでした。

実はコロナウィルス陽性になって
先週の水曜日から宿泊療養をしていました。

体調も完治して自粛期間もあけたので
本日家に帰ります。

僕は空白の時間に感じたけれど、
普段も平日はほとんど家のこと子供のことを
やってくれている嫁ハン、
そして勉強にバスケに忙しい子供たち、
よく考えてみたら、
普段から空白だったのかもしれません。。

そのことに気づけただけでも、
今回の空白期間は今後の行動を
改めようと思えるきっかけにもなりました。

今日も来てくれてありがとうございます。家族のありがたさを感じた5日間でした。

22/10/17