憧れの人

昨晩はあるご縁で
僕の年齢のほぼ半分の
20代の起業家の方と
お話させてもらいました。

大学生のときに起業して
やりたかったことを実現し
小規模ながらも成功して
新しくネット通販も
やりたいということで
現場の人として僕が呼ばれ
いろいろとお話しました。

最近の起業ブームや
若い人たちの価値観に圧倒され、
僕の方が勉強になるお話ばかり。

ただ、「憧れの人っていますか?」
という質問に言葉を詰まらせていたのが
けっこう驚きでした。

僕らの時代は情報を得る術が
あまりなかったので
憧れの人を追いかけて
そこをめがけて走っていました。

一方インターネットネイティブの
若い人たちはいろんな情報を
得ることができるからなのか、
僕らとまったく違う視点で
やりたいことを見つけ
行動に移しているようでした。

小さくはじめて
ネットワークで大きくする。

手触りを大切にして
手の届く範囲、規模感を
大切にしているのも印象的でした。

20歳ころの自分はどうだったかって、
大地の芸術祭に影響受けて
似たようなことがしたいと
自分たちでイベントを企画してみたり、
やり方は違えど、一番大切にしているのは
「やりたいこと」だったよな、と。

20代でやりたいことをやって
30代になり必死で抵抗して
40代になりやりたいことより
求められることをやっていく。

そしてまた60,70代になったときに
やりたいことに帰っていく。

20代のイケイケの起業家にとっては
たいくつな話だったかもですが、
やりたいことにチャレンジする姿に
僕はめっちゃ刺激をもらえました。

今日も来てくれてありがとうございます。なんかエラソーな中年じじいにはなりたくないなと思った夜でした。起業は僕にとって憧れの一つ。憧れの人、糸井重里さんという存在がいるからです。

22/08/25