平時の中にある有事

またまた感染者拡大で
せっかくの夏休み、お盆休みの予定が
立てづらくなってきています。

もう二年も同じようなことを繰り返し
「withコロナ」をうまく腹落ちできずに
いるので、久しぶりに松岡正剛さんの話を。

二年前の、第一波のころの動画が見つかり
松岡さんの「withコロナ」について
理解するために何回も観ました。

5つのセクションに分かれた動画になっていて
中でも一番グッと来たのが
「平時の中にある有事」についてのお話でした。

僕は毎日自転車に乗って移動しています。
自転車移動での有事は
交通事故はもちろん、
天気も大切です。

雨が降ると事故のリスクも高まりますし、
風邪をひくリスクも高まります。

僕の平時は毎日有事ととなりあわせになります。

そんな僕の平時には
「天気予報」という『データ』や、
「今日の運勢」などの『占い・おまじない』
の存在はとても大切です。

それらを踏まえたうえで、
僕は自分の意志で決断し、
毎日を過ごしています。

電車やバスなどの公共機関を
使って移動する人も多いですが、
トラブルや事件も多く発生するので
平時と呼ばれる日常には
有事がたくさん潜んでいることを
事件が起こるたびに意識します。

コンピューターという技術と
SNSという仕組みのおかげで
膨大な情報に瞬時に
リーチできるようになりました。

お仕事においても
データはとても大切ですが、
技術や仕組みは日々アップデートされ、
昨日のデータが
明日に使えなくなることも多く、
リスクは常にあることを
痛感させられます。

商売とは、不確定、不完全、不確実性の
中であるから成立するのかもしれないと
思うくらい、刺激的です。

技術や仕組みに必要とされなくなったら
職を失うことになるかもしれませんし、
つまり、働いている人はすべて
平時と思っている中に有事があることを
意識する必要はあると思います。

天災も増えているように思うし、
目を伏せたくなる事件も増えています。

そして、感染症も増えている中で、
いつ自分が有事に巻き込まれるかは
もう誰にもわかりません。

最低限の予防をしながら、
有事に対して過度に恐れないように、
リスクヘッジではない、
「リスクの考え方」をもっと
考えていきたいなと思いました。

もしかしたら、それは
仏教とかにヒントがあるかもしれません。

今日も来てくれてありがとうございます。ハトの巣の駆除は完了しました。ハトよけスプレーも購入しました。リスクヘッジ完了です。

22/07/24