うまくいく秘訣

「うまくいく秘訣」というと
大袈裟ですけど、
物事をスムーズに進める時に
比較する対象を提示してあげると
うまくいくことが多いです。

例えば営業のときも
松竹梅で見せてあげると
真ん中の竹が選ばれることが多いです。

お店を成長させたいときに
競合のお店を見つけると、
何が足りてないのか比較して
自店の課題をみることができるので
スピーディーに成長できます。

お仕事でオリジナルのランドセルを
販売しているのですが、
今年で3年目になり、
展示会などで実際に店頭に立って
お客さんから相談を受けたりする中でも
ランドセル選びの秘訣を
教えてあげると喜ばれることが多いです。

昨日も社内のママスタッフが
いわゆる「ラン活」真っ最中で、
娘さんを連れていろいろ
ランドセルを見て回っていて
困っていると相談を受けました。

小学生前の女の子って
キラキラしたランドセルを
選びたい子が多いのですが、
両親はシンプルで大きくなっても使える
ベーシックなカラーをすすめていて
意見が平行線で困っていました。

この相談はよくいただくので、
我が家の例をあげて僕は
こう答えています。

パパを悪者にするというか、
「パパはセンスが悪くて
ママはセンスがいい」を
子どもに刷り込ませておけば
「ママが選ぶものはセンスがいい」
と子どもが納得してくれることもあります。

比較する対象のものを一つ
設定してあげるとランドセル選びも
案外あっさりと解決するかも、
と3年間、たくさんの親子の姿をみて
そう実感しています。

最近職場でも、こうなりたくないな
と思う上司と僕を比較させると、
僕がちょっぴりよく見えてくる、
そんな姑息なやり方で
お仕事を円滑に進めることが
できるようになってきました。

「○○会社の部長さんみたいに」とか
僕はよくウソをつくので、
なるべく、誰も傷つかないように
架空の対象相手をつくると
なおよいのだろうなと思います。
ウソも方便。

今日も来てくれてありがとうございます。僕がセンスが悪く、嫁ハンがセンスがいいのは事実ですけどね。。でも自分がセンスが悪いと自覚すると、吸収したいと思う。比べた時に、自分が足りないと思える、「足りないから聴こえるうた」マインドこそ、うまくいく秘訣かもしれません。

22/05/25