デジタルとアナログをいったりきたり

オンライン学習を横目に仕事をする
2日目にしてすでに
この光景になれてしまった。。

子供を授かり
夜遊びを控えるようになったころに
ustreamが流行して、
自分が参加していたパーティーの
オンライン配信を見たとき
そこに自分がいないのに、
まるで自分がいるかのように
錯覚したことを思い出しました。

デジタルの素晴らしきことよ。
それを知ったうえで感じる
アナログの素晴らしきことよ。

昨日は午前中テレワーク、午後出社で、
両方の良さを味わえたのですが、
深夜にテレビをつけたら
「所さん!大変ですよ」という番組で
「亡き妻から手紙が届いた!?」という
内容で大号泣&衝撃を受けました。

学生時代に音楽サークルで出会った
音楽好きの夫婦の話で、
50歳にして病気で他界された奥さんの
生前に録音したわずか3曲の音源から
奥さんの声を一音一音切り出し、
編集して新しい曲をつくって
ステージに立ちデュエットするという、
なんだかすごいものを見せてもらいました。

デジタルって本当にすごい。
奥さんがそこにいるように思えて
大号泣してしまいましたが、
旦那さんの輝いた顔をみて
そうなると、もはや
デジタルとアナログ、
どちらがリアルなのか
わからなくなってくる
そんな感覚になりました。

想いや思考がデジタルによって
物質化されていく時代。

番組内では、別居している両親と
直接会って話せる時間を数値化した
ものまで出てきて、それもびっくり。

セイコー時間白書2019で
発表されたものによると
両親と別居している35~39歳の人が
母親と直接会って話すことができる時間は
「26.1日(626時間)」
しか残っていないというものでした。

正直、コロナ禍で実家への帰省が
出来なくなったというのに、
両親とは以前より
Lineで連絡するようになり
直接会っていたころよりも
コミュニケーションが
できているように思います。

だから、実際に会える時間が
残りわずかだとしても、
デジタルによって、それは
違うものになる。

この両親とのLine会話だけでなく
仕事、遊び、子供たちをみていても
僕はそれを実感しています。

あらゆる可能性を広げてくれる
デジタル。
そしてそれを拡張する装置としてある
アナログ。

僕はゲームをやらないけれど、
ゲームをしている人たちにとっては
もっとその傾向があるんじゃないかな、
そんなことを思いながら
ネットサーフィンをしていたのですが、
力尽きて寝ました。

肉体はアナログですね。。
睡眠はしっかりとります。

今日も来てくれてありがとうございます。もう10年は会ってないんじゃないかという友達とも、全然普通に連絡がとれる。面白い時代だな。

21/09/09