ほぼ日で始まった連載
「バンドとは何か」という特集の
サカナクションの山口さんの
記事がとても面白かったです。
音楽の前に言葉があって
国語の授業よりも、ポップミュージックの方が
言葉が伝わることに、
音楽へのあこがれを抱いたという。
オカンの影響で、
小さいころからセザンヌやモネ、ゴッホの
画集が身近にあった僕にとって
山口さんの音楽へのアプローチは
すごく新鮮でした。
久しぶりに曲をつくっているのですが、
僕はいつも自分の詩を好きになれません。
いつも歌詞で悩みます。
つまり、伝えたいことがあって
音楽をつくるというよりも、
より気持ちいいメロディーを
みつけるために曲をつくろうという
隙間産業的な感覚なのかもしれません。
曲作りは不自然な行為、
以前井上陽水さんがそう仰っていましたが、
そっちの方がしっくりくる僕には
山口さんの音楽へのアプローチは
憧れでありジェラシーであり、
それもまた僕が音楽を続ける
理由の一つで、いつか
伝えたいことを伝えようとする音楽を
つくれるようになりたいと思います。
今日も来てくれてありがとうございます。アプローチがたくさんあるっていいことだと思いました。
21/01/26