against

連休明けに中間テストを控えている
ピー君にとって4連休は試練のときです。

とくに英語が苦手なピー君。
僕はわりと得意だったので、
マンツーマンでお勉強です。

代名詞、動詞、名詞、形容詞、副詞、前置詞、、
おいおい、それって英語の前に日本語が、、
と突っ込みたくなりましたが、
僕もたしか英語のときに一緒に
日本語を勉強した気がしました。

改めて言葉と向き合っていると面白いもので、
とくに「前置詞」。
名詞や代名詞の前に置かれて、
それの、他の語に対する関係を示すという
前置詞。

この言葉が例えば間違っていたとしても
文脈からある程度理解できるから、
間違いを指摘できそうだけれど、
前置詞は「詰め力」のある言葉だなと。

とくに「against」。

昔僕が好きだった「オルタナティブ」という
ジャンルの音楽はagainstのおかげで
その音楽の位置関係が明確にされていました。

対ポップカルチャー、
対マスメディア、
対機械化、
対戦争。

前置詞がコンテンツを明確にさせて
スッと立ち上がる。

敵があると、見ている側もわかりやすく
応援しやすいし、評価もしやすい。

ドラマ半沢直樹も、
役者さんたちがその前置詞を
強調してくれて目が離せません。。

これまでの枠組みを壊したい。
縦割りを横ぐしで管理したい。

「against」が明確な
新しい総理大臣は、
そういう意味ですごく戦略的で、
いろいろ物事がすすみそう。

お仕事ではとくに、
何かに「against」や
ポジションを明確にする
前置詞を使うことは
マーケティングでは
わりと一般的な手法です。

というわけで、ピー君の勉強も
何かコンセプトを持つとするならば
親から自由を得るための勉強かな。

「やればできるやつ」

高校生のころ僕も
そういわれたことがあるけど
本当その通りだと思う。
やればできる、やらないだけ。

どこでどの程度がんばればいいのか、
目標ややることを明確にすること。
やらない自分の背中を押してくれるのは
前置詞なのかもしれません。

今日も来てくれてありがとうございます。マーケティングでは、aboveとか、underとか使いますが、個人的に「with」は好きです。

20/09/21