詰め

デザインをするときに
文字と文字の間隔を調整することを
カーニングと言います。

webデザインが主流になってくると
軽視されがちなデザイン処理ですが、
未だに自分のデザインはもちろん、
世の中のデザインの詰め具合が
気になります。

それなのに僕は
文字の詰め以外の詰めが
非常にあまいです。

TODOを決めてスケジュールをたてたり
クライアントから必要な情報を聞き出したり
アウトソースするときの指示書をつくったり、
お仕事をする中で、そのへなちょこっぷりを
痛感しながら、日々鍛えています。

一方で、デザインでよくやるのが、
わざと詰めを緩める、ということをやります。

文字と文字の間隔をあけた方が
「詰めない」が活きるデザインもあります。

カーニングが行われた詰めから、
詰めることの情報が読み取れるならいいですが、
詰められたものが当たり前になると、
詰めないデザインの意味をエラーとでしたか
判別できなくなってしまいます。

ほしいものはスマホでポチっと
簡単に手に入れることのできる時代だからこそ、
詰めることの大切さを日々痛感する一方で
詰めないことの大切さも残していきたいなと
思う気持ちが昨日は強すぎて、
詰めない予定をたてて
家族で裏青山に行ってきました。

詰めがあまい、っていう状態には、
クリエイティブな可能性をたくさん感じます。

こういう体験って、無駄なんだろうけれど、
不要ではないと思います。

今日も来てくれてありがとうございます。4連休、みんなちゃんと詰めた計画をたてて、外出しているみたいで、道路は大渋滞でした。。

20/09/20