自画像と似顔絵

ピー君の自宅学習の課題で
自画像を描くというのがありました。

なかなか上手に描けたと思いますが、
自画像は書き出すと面白いよね。
とくに思春期は僕も
何度鏡の自分を見つめたことか。

ただ、この自画像、
なかなか客観的になれず、
自分の願望フィルターがめっちゃ入るので
え?って仕上がりになることも多々あります。
油絵で描いた僕はもう
進撃の巨人でベルトルトを食べた時の
アルミんみたいな顔で
誰だこれって感じでした。

一方で僕の描く似顔絵は
小学生のころから評判はよかったです。

特徴をとらえて似ていると
褒めてもらえてすごくうれしかったです。

うちのオトンとオカンの似顔絵、
おばあちゃんの似顔絵、
ジジとババの似顔絵も
描いたことがあり、
いずれもすごく喜んでもらえました。

そんな、絵を描くのが好きな僕も
たまに描いてもらうことがあります。
この自粛生活中に絵描きの友達から
我が家の似顔絵が届きました。

描いてもらうって、
自分が描く側だからわかるのですが、
うれしいけれど、はずかしい気持ちもあります。

見つめられるからです。

その友達とよく遊んでいたころの僕は
きっと人間じゃない感じ
だったかもしれないけれど、
今の僕を、家族の絵を描いてもらって、
ちゃんと人間とした、
家族の一人して描かれた僕の姿がありました。

すごくほんわかした感じ。

ステキな絵だと思いながら、
僕は、僕たち家族は
ほんわかしたイメージがあるんだなと
うれしはずかしくなり、
この絵にふさわしいような
家族でありたいなと思いました。

家宝にします。

今日も来てくれてありがとうございます。ピー君の初めての自画像もとっておきたいな。

20/05/29