役割

人にはそれぞれ役割があって
その役割に気づいてから
どれだけのことができるかだと思う、
と、上京してすぐに言われたことがあり
今でもたまにその言葉を思い出します。

音楽活動に精を出していたときは
プレイヤーとして
僕より上手な人はたくさんいるし、
オーガナイズは不向きだったし、
空間演出としてVJをやっていたことも
ありましたが長く続きませんでした。

いろんなカテゴリやジャンルに
ちょっとずつ触れながら
こういうときはあいつを呼ぼう、
と思ってもらえるようにちょっとなれて
嬉しかった思い出があります。

今は今のお仕事の中で僕には役割があり
これも複数の業務をつまみ食いする中で
あちこちのことを少し把握しながら
デザインをする僕のスタイルを見てもらい
仕事を依頼してくださる人が
少しずつ増えてきて嬉しいです。

ただ、お声がけいただく中には、
僕じゃなくても?というものも
たまにあります。

そういうときは
自分に試練を、と思うときもあれば
素直に別の方を紹介することもあります。

それでも僕の役割はこれだ、と決めずに
その都度、役割を見直しながら
やっていきたいなと思います。

音楽活動から離れて10年以上たちますが
自粛生活もあってか、
10年ぶりくらいに連絡を取り合う
友人がチラホラ。

有り難いなと思いながら、
音楽活動を今でも続ける彼らとの
僕の役割について
考えることが増えました。

多分、これから、
その役割の構図も
変わってくるかもしれない。

そう思うと、またワクワクが
とまらなくなってくるのです。

今日も来てくれてありがとうございます。僕には父親であることも忘れず、今日は子供らと遊びます。

20/05/17