竹内まりやさんの歌唱力についての
音楽番組をみていて、そういえば
僕はハンバートハンバートさんの
歌詞が好きだなぁと思いました。
ハンバートハンバートさんの歌は
歌詞がよく入ってくる。
メッセージ性がある歌詞とか、
ソウルフルな歌い方じゃないのに
歌詞がよく入ってくるのです。
こぶしをきかせたりなど、
歌の技法をさほど感じるわけでもないのに
たくさんのファンの方がいらっしゃる。
ああいう声をはらない歌声が
親近感とかリアル感があって
好まれているのかなぁ。
僕は理由を考えたことがなかったけれど、
お二人の歌声が好きです。
*
何年も前に糸井重里さんが
表に出てこない人たちの声を聴きたい
と仰っていたのをずっと覚えています。
これに共感したときに、
声をはらない歌い方が
好きだったのかもしれません。
はなうたみたいに、
言葉にもなっていないような歌声が
好きになったのかもしれません。
そういう歌を聴きたいと思ったし、
僕も歌いたいと思った。
実際に人前で歌うことなんて
久しくしていないけれど、
人前で歌うことだけが歌じゃないという
表現の選択肢も多様になりました。
こんな今の時代だから
ソウルフルじゃない歌声が届く場所もあるし、
声になっていない歌声が
聞こえる場所があるはず。
NHKの深夜番組の特集番組をみていて
そんなことを感じました。
今日も来てくれてありがとうございます。ピー君と嫁ハンの誕生日がある3月って、未来のことをたくさん考える月だな。
20/03/09