LTV

Life Time Value(顧客生涯価値)
というマーケティング用語の略
「LTV」。

この言葉を知ったのは
東北震災後だったと思いますが、
最初はファンづくりとは、
的な話だと思っていました。

LTVの概念は震災前から
僕が広告の仕事を始めたころから
言われてきたようなことなので、
そりゃそうだよなって思っていた
くらいでした。
(マーケティング用語ってそういうの
多いと思うけれど)

けれど最近広告を勉強する中で、
回収に時間がかかるんだということを
ちゃんと理解できました。

LTVって回収の話なんだなって、
最近になってようやく
わかるようになったんです。

昨晩NHKでやっていた
TV番組の今後について話し合っていた
番組の中で昨年ヒットした
ドラマ「あなたの番です」の裏話が
LTVっぽいことに触れていて
面白かったです。

このドラマは業界では珍しい
ツークール(2期連続)のドラマでした。

序盤は視聴率も少なく、
むしろマイナスな評価が多かったのですが、
徐々に視聴率があがり、
さらに有料コンテンツへの誘導への
コンバージョンが以上に高くなった、
つまり、熱狂的なファンを
たくさんつくることに成功した
すごく特異なドラマだったのです。

他にもNetflixなどのドラマについても
触れられて、リピートやまとめ観を
前提とした番組の作り方が
今後のコンテンツ制作のスタンダードに
なるだろうと話されていました。

国連で採択された、持続可能な開発目標
「SDGs」も数年前から言われてきましたが、
いよいよ視聴率においても
「LTV」的な評価軸が入って来たんだなと
番組に見入ってしまいました。

ファンをつくるとか、文化をつくるって
時間がかかるはずのことなんだけど、
今の時代のスピードとは
あってないはずなんだけど。

けれど、これまでのLTVの概念すら、
2020年の間にアップデートされそうな
予感がするなと個人的に思いました。

それくらい、現在起きていることは
予測不可能だし、面白い。

LTVの回収率をあげる方法を
個人的にもすごく考えまくっています。

いいアイデアが生まれますように。

今日も来てくれてありがとうございます。というわけで、今年のお仕事の目標ができました。時間をかけずに深いファンをつくる方法。あるはずです。だって僕、何かを好きになってからのめりこむの早いですもん。そしてしばらく続き、また再熱する。そんな僕をマーケティングすれば出てきそう。楽しみです。

20/01/03