深夜、NHKで「ファミリーヒストリー」
という番組を観ました。
お笑い芸人の爆笑問題
太田光さんが出ていて、
見入ってしまいました。
厳格なお父さんと
なんと新潟出身のお母さまのもとで
喋るのが苦手だった太田光さんが
芸人になるという、
家族にスポットをあてた番組で
面白かったです。
お母さまの紹介のところで、
新潟出身なのも驚きましたが、
なんとお母さま、目の見えない人たちへ
「朗読」をされていたというエピソードもあり、
ドキっとしました。
うちのオカンも目の見えない人たちへ向けて
朗読をしていからです。
*
小さいころ、実家のオカンの部屋には
マイクやテープレコーダー、アンプもあり、
オカンが朗読したカセットテープが
たくさん並んでいました。
僕は子供ながらに、
オカンのやっている活動を
とても誇らしく思えたし、
たまにオカンが練習している瞬間に
出くわしたとき、とても立ち入れない、
趣味をこえた本気な空気を感じていました。
だから、そのことで家の中で
大声を出して遊べないことを
ストレスに感じたことはありませんし、
むしろ思春期のころは、
僕のギターがうるさくて
迷惑をたくさんかけただろうな、
と今になって心が痛みます。
いつだったか、オカンから
朗読のポイントを聞いたことが
あった記憶がありますが、
はっきりとは覚えていません。
朗読を通して、届ける、伝える、を
何度も実践したオカンから見たら
僕のこの伝える力のなさといったら、、。
オカンが元気なうちに
オカンからちゃんと、伝える力を
伝授してもらいたいし、
一度きちんとオカンの朗読を聴いてみたいな。
子供も一緒に。
*
さて、そんな僕にも家庭ができ
新しいファミリーヒストリーを
紡いでいるわけですが、
子供たちにはどう映っているのかな。
僕が家でお仕事をする姿。
たまに音楽をしている姿。
家にちょっと不調和なピアノがあり、
快適でセンスのいいお部屋の中をつくってくれる
嫁ハンのセンスに触れながら、
料理が大好きな嫁ハンがつくる
美味しいごはんを食べながら
成長する子供たち。
子供の姿から親の顔が想像できるような
親の姿から子供の顔が想像できるような
それだとちょっと味気ないから
えー!そうだったんだ!
でも、わかる!
くらいの、
親をびっくりさせるくらいの
頑張りを子供には見せてほしいし、
僕も子供の中の常識を
どんどんいい意味で広げられるように
まだまだ頑張ろうと思います。
今日も来てくれてありがとうございます。最近無性に音楽がやりたい。音楽をやってる姿を子供たちにもみせたい。と思うようになってきました。
19/11/29