伊勢丹新宿店の売り場に立ってきました。
お天気のよい土曜日なのでお客さんがたくさん。
そのほとんどが外国人の方でした。
伊勢丹新宿店といえば、
おそらく日本で一番格式のある百貨店で
販売に携わる人たちの憧れ的な存在です。
それは販売員・出店者・広告関係者だけでなく、
お客さん・来場者にとっても
変わらず同じなんだと実感しました。
インターネットの普及以前から、
百貨店の衰退の話をよく聞いていましたが、
そのイメージを払拭するように仕掛けられた
斬新な取り組み、アップデートする売り場、
そして変わらないホスピタリティ。
多様化をいち早く受けいれたのは
百貨店だったのかもしれない、
その舞台裏、売り場のマネージャーの方の
マナーのボーダーラインのコントロールは
とても大変だったんだろうなと、
そんなことを感じながら
売り場に立たせてもらいました。
僕みたいな人間が伊勢丹新宿店に
立たせてもらえるのですから。
その寛容性というか、本当に感謝です。
「服装のルールはありますか?」と尋ねると
担当の方は、そんなに厳しいことは
言わなかったのですが、
もちろん、きちんとした格好でいきました。
慌ててアイロンがけしたり、
靴を磨きまくったり、
髭を剃ったり、髪の毛を整えたり。
あといつも以上に背筋を伸ばした。
口角もあげて、かつリラックスした感じ。
僕にとっては不自然なんですけど、
この「ちゃんとした」世界の中でしか
見えてこないことがあることに
たくさん気づきました。
気づくたびに直そうと気にして
そうすると、お客さんが話しかけてくださって。
なんだかそのことに喜びを感じちゃって。
販売員って素敵なお仕事だなと
短い時間でしたが、
すごく勉強になりました。
今年40歳になるけれど、
「ちゃんとした」をちょっとずつ
毎日に取り入れていきたいなと思います。
今日も来てくれてありがとうございます。今日はひな祭り。嫁ハンの職場の方の送別会も兼ねてパーティーを家でやることになりました。
19/03/03