舞台裏

昔、新宿二丁目に
「舞台裏」という
スナックがありました。

おもにゲイっぽい人、
それを楽しむ人たちが
集まっていたお店で
何度かしかいったことはないけれど、
今でも記憶に残っています。

表にたって歌を歌っている
ロックンロールスターに
憧れて上京した僕にとって
「舞台裏」っていう名前は
とくに衝撃的で、
表舞台を支える人たちに
目線を送れるようになったのは
このお店に通うようになった
上京してわりとすぐのことでした。

舞台の裏方の人たちの
笑顔といったら。

ロックンロールスターのそれよりも
輝いて見えたその笑顔。

それからずっと、
僕は舞台裏の人たちが好きになりました。

そんな僕にとって家をたてるとは、
主役はまるで
そこに住む人たちみたいに見えるけれど、
携わってくださったみなさまがあっての
家だなと痛感するのです。

今回、不動産屋さんに頼んで
えいや!で家が完成するプランを
申し込んでいたら、
きっと、このことに触れずに
家に住むことになっていたでしょう。

工務店の方や電気、水道などの設備屋さん、
建築士さんと一緒になって
地鎮祭をして、上棟式をして、
顔をあわせながら家を建ててこれたこと。

すごくうれしかったです。
そして、今日は引き渡し日。

みなさんの笑顔に触れて
こっちまで笑顔になれました。
逆だよ!?と言われそうだけれど、
本当にそう思えます。

家具もぞくぞくと配送されてきて、
ヤマトの配達員の方とも
同じ目線で家具の搬入ができました。

階段せまいけれど、
このソファ入るかな?
傷がついても大丈夫、
一緒に運びましょう!
といってくれた嫁ハン。
ギリギリ、ソファが階段を通ったときの
みんなの喜び。

どれもこれも忘れません。
すごく貴重な経験ができました。

これはもうみんなの家です。

遠くから心配そうに見守ってくれた
家族や友人たちも。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
舞台裏、最高だ。

本当に涙をこらえながら
今日の文章を書いています。

本当に、みなさま、
ありがとうございました。
ステキな家になりました。
ぜひ遊びにいらしてください。

今日も来てくれてありがとうございます。今日という日を迎えることができて、本当に幸せです。何度も言わせてください。本当にありがとう。

18/01/31