「現実逃避」というと、ネガティブなイメージがあると思います。いつもヘラヘラしているイメージのある僕には、ぴったりの言葉かもしれません。正直のところ、現実ばかりに目を向けたくはありません。きっとダメなところを中心に視野ができてくるからです。そうでなくて、理想論を、イメージを大切にするんです。現実とのギャップは時間をかけてでも埋めていく。吉本隆明さんの「10年、毎日続けたらいっちょまえになる」という言葉を、僕は信じています。
今日も来てくれてありがとうございます。震災から4年、「復興したのは東京だった」という記事を見つけました。そうじゃない部分、ポジティブなイメージに、多くの人が向かえるような、そんなきっかけをつくることが、僕の仕事の延長線上にあればと願っています。
15/03/17