井の頭線の「競馬場へ行こう」というPRキャンペーンがすごいことになっています。「開放感では最高のアミューズメントかも」とか、「ありきたりのデートに飽きたカップルには刺激的かも」 とか、「競馬場で遊ぶってアウトドアなレジャーかも」。。どれも他人事のようなコピーで心に入ってきません。コピーライターの巨匠、糸井重里さんがコピーをつけるために実際にその商品を買って自分ごととしてコピーを作り出していたのは有名な話です。その糸井さんがそっちの仕事を減らして、コピーされる側のモノと向き合うために始まったほぼ日。自分ごととして考えてみれば、大切なのはコピーでなくて、モノだと思うんです。
今日も来てくれてありがとうございます。左手はそえるだけ。コピーってそんな感じだと思う。
14/06/10