結婚は社会契約の基本だった

結婚から契約を学べ

阿川佐和子さんとの対談「男女の怪」より

「恋愛は病気、結婚は契約」という
お医者さんならではの面白い視点。

どんなに情熱的な病気も
結婚させればすぐ治せると。

昔はそうだったと。
儒教では「夫婦は人倫の基本」と教えられ
カトリックでは神様の前で行う約束とされている。

家を買うという、大きな買い物・契約と
向き合っていると、たしかに
結婚と似ているものは感じるなと。

結婚に「勢い」があるなら、
家を買うときにもそれは必要で、
逆に家を買うときに
予算と理想の間で「妥協」ができる人なら
結婚もそれが適応できるはずと。

「契約」って、家を買うことになって
初めて意識した社会的なルール。

そのおかげで仕事のことや夫婦のこと
いろんなことに対して
ちょっとひいた視点を
持つことができたかも
と感じています。

ただ、歳を重ねることで、
経験を積むことで
何でもフレームワークに落とし込んだりして
「バカ」から遠ざかってしまうのは
さみしいなと思うし、
結婚しない人、家を持たない人が
増えていることは、
社会契約というのが希薄になっているという現象も
少しさみしいことなのかもと思うのです。

問題というよりも、
この現象のことを考えることは
自分のことを振り返っても面白いと思いながら
この本を読んでます。

今日も来てくれてありがとうございます。契約に向けて週末もお勉強。今月末でようやく一回落ち着けそうかな。

16/10/22