~西村園の東京紅茶~

 

  ♪ 日向ぼっこでも していきませんか?
    そこにまあ 座って お茶でも飲んで話を ♪

細野晴臣さんの♪僕は一寸♪の歌詞にも出てきますが、
細野さんが30代前半で狭山に潜伏していた頃の歌ということもあって
僕の中での「狭山=お茶」は、この歌の影響が大きいんです。

山の中のパン屋さんに向かう途中に狭山を通った際に
何やらただごとじゃなさそうな佇まいのお茶屋さんを発見して
嫁ハンと帰りに寄ろうということで意見が一致しました。

広い敷地。
大きな庭。
茶畑。
そして大きなお家。

お店と一緒になっている入り口には、
腰をかける場所もあってお茶屋さんな雰囲気。

この日はお祭りに出店しているということで
おばあちゃんがお店番をしていました。

中に入るとTVで取材されたと思われる色紙や、
数々のトロフィーが飾ってありました。

そしてお茶の匂い、、よりも畳のいい匂いがすごかった。
お店とお家がつながっているのでお店からお家の中が見えて、
何よりもその作りに驚いた僕はおばあちゃんに
お茶のお話よりもお家のお話をしはじめました。

もともと蚕を育てる場所だったらしく
面白い家の形をしていて、
玄関からお家にあがるのにもかなりの段差がありました。

Pちゃんがトイレを借りるのに迷子になるほど
敷地内は広くて、井戸もあったり、
この雰囲気がかなり僕のツボでおばあちゃんと話が弾みました。

この雰囲気が好きなことを伝えて、
「写真とっていいですか?」

快くOKしてくれたおばあちゃん。
肝心のお茶のことは、いろんな活動をしている様子を綴っている
ホームページのことも教えてくれました。

嫁ハンが紅茶をセレクト。
家に帰って山の中のパン屋さんのケーキと一緒に一杯。

あ~。

お茶でも一杯やりませんか?

ってな気分になりました。
美味しいお茶と楽しいお話をありがとう。

(お店 : 東京の茶工房 西村園

(続きます)

12/05/30