知らない世界

「年頃の女の子は難しいですよね」
お世話になっている美容師さんには
二人の娘さんがいます。

二人とも小学生ですが、
お姉ちゃんの方が高学年に突入して
パパへの対応が変わってきたことを
話してくれました。

ここでもたまに書いていますが、
僕もタマちゃんとの距離感について
すごく注意しています。

注意しているはずでしたが、、
最近僕のSNSに、
タマちゃんらしき人の閲覧履歴が
残っていて、この件にはついては
もちろん触れていません。。

僕のSNSなんて子供たちがみたら、
ちょっとひいちゃうような、
こちらからしても恥ずかしくなるような
親の姿が載っているわけですが、
もう観られちゃったらしょうがない。

美容師さんとも、娘との距離感の話で
子供の部屋に入るのに抵抗がある、
というか入ってはいけない、
知らない方がいいこともある、
なんて話で盛り上がりました。

今の時代、SNSは、
自分の部屋の机の中を公開している
ようなものですから。

親の引き出しの中身を見られるより、
子供のSNSを見る日が来た時の方が
ちょっとドキドキするかな。。

娘の習い事の話にもなり、
タマちゃんも自分から
英会話をやりたいと言ってきて
今も続けていますが、
普段人見知りで、
自分からお話することはほぼない
印象のタマちゃんが、
英会話で本当に会話できているのか、
謎でした。

美容師さんの子も
シャイだけど、英会話をやりたいと
本人が言ってやらせてるらしく、
同じ想いをもっていました。

きっと子供たちは、
親の知らないところで
親の知らない顔をもっている。

子供は勝手に成長していくから、
心配しなくても大丈夫。
という話でまとまりました。

たしかに、僕も散々親に迷惑をかけ、
不安な思いをさせていたでしょうから。。

それでも、親の知らないところで
親の知らない自分に出会い
親に感心してもらえる自分に育ったときは
すごくうれしかったし、
自信がついた記憶があります。

きっとタマちゃんも。

そんな想いを胸に、
昨日はタマちゃんの授業参観日でした。

なんと美術!!

中学校の美術室ってどんなだったっけ?
と過去の記憶を必死で思い出しながら
美容室を眺めたあとに
タマちゃんの様子を1時間観てきました。

一度も振り返らなかったタマちゃん。。

そして、まあるい背中は
設楽家のひいおばあちゃんを
連想します。

もう少し背筋を伸ばした方がいいよ、
と言いたくなる気持ちを飲み込み、
黙って1時間、タマちゃんの背中を観ました。

タマちゃん以外の生徒が何人か
こちらを観ていましたが、
誰の参観日なんだよって、
親を観られているような気持になりました。

娘に面白いと思ってもらえる
父親でありたいし、
いつか投稿するSNSを
楽しみにしています。

頼むからロックはかけないでね。

今日も来てくれてありがとうございます。タマちゃんに「ジュース飲みたい」と笑顔でお願い事されると、喜んで買いに行く自分がいます。これは何プレイだ。。。

25/07/13