がんばってね!

先月頭に同じアパートに住むお隣さんが引っ越しました。車いすに乗った高校生のいる家族だったのですが、夜になると玉置浩二の歌をすごく上手に歌う鼻声がちょっぴり聞こえてきて、上手だから全然悪い気持ちになりませんでした。あの歌声が聞こえないのはさみしいです。そして同じ7月の末に、そのまたお隣に住む、ぴーくんと同級生で同じ学校に通っていた女の子がいる家族が地元へ引っ越していきました。小学校の入学から引っ越してきたから3年ちょっとか。すごく仲良くしてもらって、タマちゃんの面倒を見てもらったり、逆に今年小学校に入学した弟くんは、ぴーくんと遊んだり、振り返ると楽しそうに遊んでいる子供たちの姿を思い出します。お部屋の掃除をしていたら、小さな紙に上手な文字で書かれたお手紙を見つけました。「ピーちゃんへ」と書かれた冒頭から、引っ越しをした女の子からの手紙だとわかりました。そして、その呼ばれ方が、とてもよいお付き合いをさせていただいていたのだとも感じました。大切なお手紙だからこんなところで言うのも変なんだけど、お手紙の最後に「がんばってね!」と書かれていて、読んだ瞬間に胸があつくなりました。僕は、これまでいろんなところで別れてきた人、お別れもしないけど離れ離れになった人たちのことを思い浮かべました。がんばります。
今日も来てくれてありがとうございます。小学3年生になったぴーくんは、このお手紙をどのように受け止めたのかな。たしか、僕は初めてラブレターもらったの小学3年生のときでした。初めてもらったお手紙がラブレターだったから、余計恥ずかしくて、いただいたお手紙を破いてしまったことを今でも覚えています。この話をぴーくんにしよう。いただいた言葉を、お手紙を大切にしてほしいな。僕は今でも恥ずかしがりやだけど。。

16/08/04