ポリティカル・コレクトネス
略称:PC
政治的・社会的に公正・公平・中立的で、なおかつ差別・偏見が含まれていない言葉や用語のこと
最近大好きな番組のひとつ、「ニッポンのジレンマ」で特集されていた「ポリティカル・コレクトネス」。目から鱗の発言の連発で、ここ何年ずっと考えていることを言語化された面白いお話しでした。
耐え難い多様性の中で注目されるPC。言葉から変えていこうという言語的構成主義な発想、「言葉は思考を変える」。LGBTやジェンダーなどの社会問題を一つずつ克服してきた欧米のようなマイノリティー社会のようにいかない、日本の社会に鎮座する「配慮」。日本の文学は社会的なものから離れてどんどんピュアになっていく。PCの窮屈さを和らげる、ひも解くのは「表現の自由」なはず。寓話化することで緩やかに身体にはいってくるPC。JAZZのセッションやラップバトルみたいな表現のすり合わせ・ディベートは新しい可能性を見せてくれる。音楽・小説・写真・漫画、文化によってPCを提示する。空気を読むのは上手だけど、空気を創り出すのが下手な人たちを巻き込むようなチームプレイ。チームプレイの中にも必要なのがPC。それを実現するのは「寛容」torelance。我慢か、寛容か、ヴォルテールの寛容論は絶対に読もう。
今日も来てくれてありがとうございます。メモ的なプレイになってしまったけど、インプットの濃い一日でした。リツイートボタンひとつで任務完了な世界、的な風潮も終わりを見せようとしています。ひとまず都知事選にいってこよう。8/8からのこのサイトの方向性も決まりました。「教科書」をテーマにしようと思います。
16/07/31