地図時代

まいど驚きを与えてくれる星野リゾートが、東京のど真ん中に天然温泉をつくっちゃった。山がないと体験することができないスノーピークと同様に、東京にないものを求めて東京の人たちを地方へ移動させることにストーリーと価値があったと個人的に思っています。それが今度は、東京に山をつくったようなものだからびつくり。オリンピックに向けての取り組みなんでしょうけれど、3.11以降地方に散らばった人たちがまた東京に戻ってる感じをすごく感じます。三宅洋平くんが東京で立候補したのも意味があったと思う。東京にいながらも、都市に生きながらも、ストーリーや価値を見つけることはできる。地方に出て得た視点を日常に持ち帰って、僕たちは新しいレイヤーを都市の中で見出すことができる。そろそろいい時期なんだと思う。フジロックも20歳。成人になった僕たちは、フジロックで得た視点を都市の中に持ち込むことができる。僕が主宰者だったら、ユーザーがそう思ってくれるのは本望だと思う。
というわけで、すんごい行きたかったフジロックに行けなかった心を慰めてみました。。渋谷をフラフラして、久々に渋谷から新宿まで歩きました。自転車とはまた違う景色が見えてくるのよ。TOKYO。自分目線のオリジナルマップをつくったら売れる時代だと思う。地図がとても大切な時代さ。少女時代のコンサートをyoutubeでみながら、そんなことを思ってるカムニダ。地図時代。自分だけのタイムテーブル。それが作れたら、あなたもわたしも今日からオーガナイザー。
今日も来てくれてありがとうございます。ゲームのキャラクターを夢中で探す人たちの姿に何度も遭遇して面白かったです。

16/07/24