広告のお仕事をしているとよく直面する「あるある」で「わかりにくいものをわかりやすくすること」がありました。けど、どんなにステキなキャッチや写真やレイアウトで見せられても、利用されないサービスもたくさんあります。そんな場合はサービスそのものの見直しが必要です。広告から小売の仕事をやりたいと思ったのは、サービスを作る・アップデートさせる、そっち側になりたいと思ったからです。あとから知ったのですが、糸井重里さんもまさにそういう人でした。きっと自然な流れなんだと思います。わかりづらいっていうのは、デザインがとかじゃなくて、サービスとしてダメなんでしょうね。わかりづらくすることで、そこでお金を稼いだり、外部からの参入をブロックしていたのが今までだったのかもしれません。けど、そういうスタイルはどんどんと廃れていくんだろうなと、選挙なんかを見ていても感じます。印刷業界なんて早かったなー。あっという間にスタイルが変わりました。変化の中で苦しむ人たちもたくさん見てきたけど、アップデートしていかなきゃ。アップデートもプレイなのかな。
今日も来てくれてありがとうございます。未だにイラストレーターのバージョン8を使っている印刷会社を見るとほっとしますけどね。多様化プレイの中で、あえてアップデートしないプレイもええですね。
16/07/08