我慢の限界

「結婚は忍耐力」なんて言葉があります。スタートが100でゴールが0みたいな考え方で、僕は好きじゃありません。物理的にも1+1=2になるのだから、2以上に増えていく考え方があるべき姿かなと思います。だから「結婚は創造力」でしょうか。これを実践できている家庭は、ステキだなぁなんて思います。逆に「我慢の限界」なんて言う人は創造力が足りないのだとも思うのです。
毎年、梅雨の時期を前に雨の日のことを思うんですけど、雨の日は髪の毛がまとまらないし、自転車通勤もできないし、ネガティブなことが多いんです。けど、「雨だから」と言葉の結びを変えることで、雨の日だからこその楽しみを見つけようという視点を持つことができるんです。雨だからパーマっぽい髪型ができる、とか。電車の中で本を読める、とか。雨上がりの景色が美しい、とか。そうすると、我慢が楽しみに変わる。雨の日が楽しみになる。
自分が苦手と思うことを好きになってみる、とは、みうらじゅん先生の言葉でもあります。縛られプレイとか、寸止めプレイとか。ネガティブをポジティブに変える演技、プレイで、我慢と思うようなことを乗り切りましょう。
今日も来てくれてありがとうございます。こどもたちに対しても、我慢しなさい!とかいうよりも、別の楽しみを与えてやった方が、すんなりとうまくいくことが多いです。

16/05/18