かれこれ10年以上になるクリエイティブなお仕事をしてきて、感じていることがあります。それは「カタチからって大事」ということです。クライアントさんの殆どは、ある程度のビジョンを持っていても、それを可視化することができません。それをカタチにするのがデザイナーのお仕事だと思っています。だから、装いを整えることが先行して中身はあとからついてくる、なんてケースはよくあります。写真にも似たような要素を感じます。見たままを透写するイメージがある写真ですが、自分がよいと思うイメージの写真が撮れると、そこを基準に被写体を見る目が変わったりします。ここも同じです。毎日思想なようなことを書いていますが、それはよりよい暮らしを送るための灯台としている要素があったりします。だから、僕はクリエイターって、ディレクターの要素が強いと、これまでのお仕事から感じていて、今後もそれを実践していきたいと思っています。「クリエイティブがイニシアティブを」この言葉を知ってから、尚更それを強く思うようになりましたから。
今日も来てくれてありがとうございます。ディレクタープレイ。プロデューサーとは違うプレイ。
16/05/03
