SNSは緩慢な自殺である説

キタコレ。暮らしにフォーカスした雑誌「ku:nel」が、新編集長に「オリーブ」や「anan」を手掛けた淀川美代子さんを迎えてリニューアルしたんです。するとAmazonレビューには、非難が殺到。。ただ、このバッシングが全部読まされてしまったくらいにレベルが高い文章になっていることに、注目が集まっています。詳しくは僕がよく読んでいるcakesでどうぞ。これは、編集に携わるものだけでなく、今の時代を生きるすべての人にとって、ショッキングな事件だったのではと僕は感じました。食べログしかり、Amazonしかり、今は過剰評価社会になってしまっている問題。楽天なんて、低評価のレビューに対しての追跡サービスを始めるとかなんとか。。SNSでの拡散を予め狙ったマーケティングだったり、TVメディアの衰退の一方で盛り上がっているSNS。本質がどちらにあるのか、ということも含め、音楽家の菊地成孔さんが仰っている「SNSは緩慢な自殺である説」にとても、興味を持ちました。これは、今年初めの為末大さんのブログの内容とちょっと通じるものがあると思っているんだけど、それをうまく自分の中で消化したいなと思っています。
今日も来てくれてありがとうございます。エディトリアルプレイ。レビュープレイ。そしてSNSごっこ。

16/02/12