お腹を抱えて笑ってしまいました。久しぶりの大爆笑。深夜番組に登場した元プロ野球選手の村田兆治さんに、釘づけにさせられました。「人生に引退はない」と言い放つ村田さんが、トーク番組なのに司会者に腹筋などの運動をさせて、自らも66歳とは思えない、衰えの知らない運動神経を披露してくれました。
番組中に一番ズキュンときたのが「心の時代は終わり、身体の時代がやってくる」という言葉でした。これは、昨年末に読んだ、養老孟司さんの「バカの壁」の中にも似たようなことが書かれていたので、とても印象的でした。本には、戦時中は身体の時代だったというお話から「体を使え」と書かれていたのです。歩けない赤ん坊が何度も転ぶ経験から転ばない歩きを覚えることが、その真理だと。で、これは中年親父にも突き刺さる言葉だなぁと思いながら新年を迎えました。
コツコツとやることの大切さ、身をもって体験する中から成長すること。中年にはこれしかないかと。「年男」なんて浮かれた年は過ぎ去り、コツコツとやっていくでござる。「からだの時代」のない人間なんていないだろうし、それがないということは、空っぽなんだと思う。ささっ、中年になると時間のしっぽが見えてくるので、待ったなしです。Let’s begin.
今日も来てくれてありがとうございます。「わかる」ものは、心ではなくて身体、なのかもと思う。「からだ時代」。KARAでも少女時代でもない。僕も知らない、身体だけがわかる、という状態。
16/01/15