親父ギャグ

中年といえば、「親父ギャグ」ではないでしょうか。その成熟しきっていない未完っぷりが、なんとも可愛らしいですよね。これが高齢者になってしまうと「本気のボケ」になってしまうのだから、これは玄人の域になるわけです。そう、つまり、中年は親父ギャグに救われる部分があるのです。若者に「若気の至り」があるように、中年には「親父ギャグ」があるのです。例えば、少しキツメに職場でダメだしなんかしてしまっても、語尾に「なんちって」と付け加えるだけで、その場の雰囲気がゆるむこと。経験値もあり、経験則も豊かになってきたところで「だまって俺についてこい!」って、みんなで頑張ってみたけど、結果がついてこなかったときにも、「なんちって」に代表される親父ギャグのもつ力といったら、、とても大切だと思うのです。だから、中年は、ビクビクしてないでもっとグイグイいっちゃっていいんじゃね?と私は思い、少しずつ実践にうつしているのです。「笑う側よりも、笑われる人間になれ」と、昔言われた格言を、すべての中年におくりたいです。なんちって。
今日も来てくれてありがとうございます。道半ばにして、けれど、歳も半ばである故に。線路に飛び込むくらいなら、一発大ばくちでもやったらんかい!がんばれ!中年!

15/12/08