即興演奏

真っ暗なステージの上に、超絶管楽器奏者と、ピアノ弾き、そしてワウというエフェクターでリズムを刻むギター担当の僕。暗闇の先に見えたお客さんは3人だけだったけど、僕たちは即興演奏を始めた。終わったときには三人のお客さんから「イエーイ!」と大きな拍手をいただけた。僕は即興演奏から、生きる知恵をいただいたような気がしました。明日どうなるかなんて誰もわからない。1000人規模でのお客さんの前で演奏していたのに、突然お客さんが3人になることだってある。そんなときに、スタイルを変えないことはひとつの手段かもしれないけれど、その時々で構成を変えたり色を付けたしたりしてみる。「やりながら考える」即興演奏の手法は、新時代を生きるのにとても必要な力なのではと思うのでござる。
今日も来てくれてありがとうございます。即興演奏を成功させるためには、「不安」であっては生まれないのでござる。僕たちは駆け出しのバンド。いろんなライブ会場を経験させてもらうと思えば、演奏に集中できるでござろう。

15/10/28