逃げティブ

何度見ても面白い、糸井重里さんと井上陽水さんの対談。クリエイティブの根源は何かというテーマで、「性格が悪いこと=人間の必須条件」、「その反対はつまらない」、「動機はネガティブだ」と、ご両人さまがおっしゃっております。最近スマホを使いはじめてみて、楽しいんだけど使いこなせてないフリをしています。プレイです。ほら、よく仕事でも、できてないところを補うようなことするじゃないですか。「いいね!カルチャー」とでもいいますか。あれは、本当に気持ちが悪いです。っていうのが、僕のクリエイティブの動機かしら。随分前から、この対談を見ているんだけど、最初に見たころは、気持ち悪いことをやってのけたお二人だから、言えることのできるお言葉だと思っていたんですけど、あれから僕も僕なりにやってきまして、それを実感することが多少なりともできたんです。最近はまわりの人にも、僕がただの逃げてる都合のいいやつだということを、きちんとわかっていただけているようです。そんなときに「だって」て思うときほど、クリエイティブな思考になっているときはないと思う。この状態をお二人は「逃げティブ」と仰っています。ウマイ!
今日も来てくれてありがとうございます。ポジティブって言葉は好きじゃないんだろうな。だからこそ、僕はポジティブが好きだけど。

15/10/11