面白(エロ)い

「人は常に面白いものを求めています」と大きく書かれたパンフレットの「面白い」にふられていたルビが、「エロい」となっていた件。先日行われていた秋の風物詩ともいえる、東京インターナショナル・ギフトショーに某アダルトメーカーが出店するという大事件が!近年、お笑い芸人とのコラボや、映画・ドラマ・イベントなどに進出しているアダルトコンテンツ。モラル感はいったん置いといて、これはとんでもない市場のイノベーションだと思ったんです。
おはよう学級のときは口に出せませんでしたけど、ぷー太郎ならOKだと思い解禁しますが、ぼくはエロいです。思春期の頃の豊かな想像力が、僕のクリエイティブの根源だったのかもしれません。というか、男性の思想や行動はエロと密接な関係にあると思っています。けれど、これまでエロはクローズなイメージがあり、そこにロマンのような幻想を抱いていたのかもしれません。それを善しとしてきた、というよりもそれが善いと思っていました。
ところが、そんな「エロい」がコンテンツを我々消費者にもとめてきたのです。このコンテンツマーケティングの時代に!オープンな態度をとってきやがったんです。インターネットを使って!かつてこれほどまで「インターネット的」と思ったジャンルはないかもしれません。なんていったって、googleやamazonの検索窓のサジェストで、多くのアダルトなワードが表示されますからね。あの小さな検索窓だから探せるというニーズが鎮座しているんです。
熱弁してしまいましたが、「面白い=エロい」はこれからの世の中をどんどん変えていく、そんな予感がします。「うち、一人っ子なんで、両親のOKさえ出れば、、」と渋い顔をしながら、メンズバイヤーさんが悩んでいました。そうですね、このジャンルはモラルのイノベーションが必要だと思います。。
今日も来てくれてありがとうございます。ぼくもちょっとずつ、エロいをオープンにしていってみようかな。憧れのみうらじゅんさんのように。

15/09/06